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2023/10/14 17:21
こんにちは🍂墨流しアドバイザーYOSHIKOです!
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今日はご質問を多数いただきました「セオアルファとセオアルファ楊柳の違い」につきまして
ご説明させていただきます。
大きな特徴は凸凹の有無です。織り方とその後の加工が異なります。
どちらも洗える速乾性の高い糸を使用しており、セオアルファは紬のよう節がある平織の生地、楊柳はシボのある加工が施されております。
セオアルファ楊柳は比べると生地のボリュームが増し、しぼの可愛らしさエレガントな雰囲気がプラスされるように感じます。
生地の雰囲気と掛け合わせてオリジナルの魅力を作り出すことができることもオーダーの魅力ですので
お好みをご選択いただければと思います。
★着用してみての感想としまして個人的な使用感をご説明いたします。
セオアルファ楊柳はどんなデザインも可愛く仕上がる!という点で作り手としては春から夏9月ごろまでご着用いただけるイメージで制作する時は全て楊柳で作りたくなるほどにお気に入りです。
しかしながらやっぱり通常のセオアルファも良いのです。
■「涼しさ」
楊柳は生地にボリュームが出る側面を考えると、どちらかというとセオアルファのほうが涼やかにお召しいただけるかと思います。
その差は人それぞれ感じない程度のものかもしれません。重みや厚みは楊柳の方か感じるので体感に差がでるように感じました。
見た目の涼やかさは断然セオアルファ楊柳!季節感をお楽しみいただけるという利点がございます。
凸凹があることで肌に接する面も少なく風通しも良いというお声もございます。
「ほとんどその差はない」という上で体感としては、セオアルファに群杯が上がるのではないでしょうか。
また、セオアルファは生地に季節感を感じにくいことから単衣として秋までご着用していただけます。
人によってはインナーで調整して長くご着用される方もいるほどコスパが良い生地です。
■「着付けのしやすさ」
この視点で私の個人的な意見を述べさせていただきますと、浴衣として補正をせずに着用した時に差がでます。
襦袢や肌着をの着用されてからお召しいただく際にはそこまで差は気になりません。
楊柳の方が着崩れが起こりにくい印象でした。特に違いは胸元がずれにくいという点で優れています。
おそらく楊柳の凸凹がストッパーのような役割をしているのではないかと思いました。
コーリンベルトで着付けされる方はまた違うご意見があるのではないかと思うのですが、私の場合は腰紐と伊達締めで胸元をとめるようなシンプルな着付けです。ご参考に聞いていただけますと幸いです。
セオアルファは浴衣としてお召しいただく際に胸元が決まりにくい印象がございます。
とろみのある素材のためコーリンベルトで留めたり、肌着としてきちんと肌襦袢を着用するなどの工夫が必要かもしれません。
どちらも着姿はほっそりして見えるとご好評いただいており、どちらもご愛用いただいている方々からは
「楊柳が気に入ってばかり着ている!」「秋になってもたくさん着ることができるセオアルファはやっぱり2、3着は欲しい」と嬉しいお声がございました。
■生地感
楊柳のほうがハリのある印象。
セオのほうがクタッとした印象。
素足に裾が擦れる時に楊柳のほうが生地の存在感を感じます。
他の方からそのようなお声は聞かないので定かではございませんが、セオのほうが薄い感覚があります。
どちらも体に程よく沿ってくれ、美しいドレープもお楽しみいただけます。
その上でごゆっくりご検討いただけますと幸いです。